テーマ:ミヒャエル・ハネケ

映画「ファニーゲーム」をお奨めしようか、迷ってしまう映画です。でも、うまいです。

映画というのは、ただの光と影で織り成した絵のようなもので、なにも実体がない。 それは、重々判っているのに、この嫌悪感が沸いてくるというのは、幻燈の魔術師のなせる技。 しかも、種明かしのマジックで、さらに騙されるという、あの口惜しさ、に似ていますが、 残念ながら、しばらく、騙されたとわかっているのに、嫌悪感ガ残る。 人…
トラックバック:3
コメント:0

続きを読むread more

「ピアニスト」ミヒャイル・ハネケ監督の所謂[ピアノ教師は、どうして変態になったか?」のサブタイトル。

人は、一番影響を受けるのは、 実は、偉人でも、ヒーローでもましてや教師でもない。 親なんです。 息子にとっては、父親、娘にとっては母親。 暴力を振るう母親は、その母親から虐待されていたと言うことは、常識になっている。 この映画で、父親は、出てこない。それは、主人公が38歳の娘だから。 しかし、だか…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

[愛 アムール」 ミファエル・ハネケ監督作品だから純愛物語じゃありません。

映画の結末は、直ぐに判る。実はそれは事象だけで、やはり序章なんです。 映画は、たくさんの人の人を映し、主人公が2人(ジョルジュとアンヌ)だとなかなか見せない。 「市民ケーン」の見せ方。※ベニーズビデオでも使っている。 肉親だから、深い深い関係だから、余計に憎くなる。そういう時は、赤の他人の方がいい。 と介護のプロに言われ…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

「コード・アンノウン」ミヒャエル・ハネケ監督は、腹を立てて、それから恥じ入らせる。いつもの如し

未完成な短編集的断片の繋ぎ合わせ。 まず聴覚障害児たちのジェスチャーゲーム もちろん誰も答えが違う。フリをした少女は首を振ります。 義弟が家出して、義姉にパンをおごってもらい、そのパン袋の空を物乞いのおばさんに投げつけます。 それを見ていた黒人青年は、咎めてその夫人に謝らそうとして、それが騒動にな…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

『隠された記憶』は見終わった瞬時にむかつく映画です。それはミヒャエル・ハネケ監督のおもうつぼ。

この夫は、聞いてばっかり、動こうとしない、家事もやらない、妻を信じていない、そういう設定です。 だから まず、面白い話。 1週間程前の晴れた、少し暑い日、ほら急に暑くなった日、街を歩いていると、70歳ぐらいの老婆に声をかけられた。 そんな歳にモテルンだって、内心迷惑でもあり、ちょっとうれしかった。 で喫…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

「ベニーズビデオ」は、親の因果が子に報うじゃなく、他人になってしまうんです。

映画の冒頭は、豚を殺すシーンから始まります。屠殺用銃器で頭につけて撃つ。 馴れた手付きなのに、豚は即死しなかった、死んでいたのかもしれないけど、体は震えていた。 日本じゃ、ありえない映画です。そこがドイツ語圏映画のいいところ、なのかな。そのあとちゃんと食べてあげたんだろうか? 今の世の中を子に誇れますか? ボクが子供…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more